3.中古マンションを売るときの広告や宣伝方法を知っておこう

この記事は約6分で読めます。

広告と宣伝方法 STEP3

不動産会社を決めて売却を依頼したら、いよいよ実際にあなたのマンションが中古マンションとして売り出されます。

ここでは中古マンションを効果的に宣伝して、購入希望者を探すための活動にしぼって解説します。その後の内覧については次のページでお話します。

転勤のために途中で引っ越しを行う可能性も踏まえて見ていきましょう。

スタートは売り出し価格の設定から

いくらでマンションを売り出すのかをまず決めます。

査定でもらった金額が参考になりますが、実際に売買された近隣の中古マンションの価格を担当に聞いてみて判断しましょう。

売り出し価格より最終的には値下げして売ることになると想定して、希望売却額より少し高くしておく戦略を取ることが多いでしょう。

とにかく早く売りたければ相場より安くします。転勤で引っ越す前にどうしても売り切ってしまいたいなら、不動産会社の担当にそう伝えて安く売り出しましょう。

早く売りたい場合、不動産会社の買取を提案されるかもしれません。

買取は普通に購入希望者を探して売る価格の6割~7割程度の金額になってしまうので、その点だけ注意しましょう。

確実にすぐに売れるのが買取のメリットです。

一方、高く売りたければ時間をかけて売ることを意識しましょう。

「少々高くても買いたい」と気に入ってもらえる購入希望者を探すのです。

時間がかかると転勤先からのやりとりが増えて不動産会社に任せる部分が多くなります。

焦らずに3ヶ月から半年程度は時間をかけた方がマンションは高く売れます。

また転勤先の住宅事情によっては家賃の支払いが必要になり、売り出し中のマンションの住宅ローンと合わせて、二重に住居費がかかる可能性もあります。

そういう状況になる可能性がないか、売り出し価格を決めるときに考えておくと安心です。

中古マンションの宣伝方法を知っておこう

売り出し価格を決めたら、次は「このマンションを中古で売っています!」とさまざまな方法で宣伝してアピールしていきます。

購入希望者を見つけるには、より多くの人に売り出し中と伝わった方が可能性が高くなります。そのために広告をどう活用していくかが不動産会社の腕の見せどころです。

以下で中古マンション売却で利用できる宣伝方法を説明します。

売却が始まってから使っていない方法がないかチェックするときにも参考にしてください。

レインズ登録

レインズは不動産会社同士で利用できるデータベースのことです。ここに売り出し中の中古マンション物件として登録すると、日本中の不動産会社がその情報を得られます。

ちょうどその地域で探しているお客さんがいる不動産会社から連絡が入れば、スピーディに売却ができるかもしれません。

レインズに登録するのはマンション売却の基本です。専任媒介契約なら不動産会社も登録の義務があるので、この方法を使わないことはないでしょう。

また登録内容には写真や図面も含まれるので、より魅力的にアピールできないか、不動産会社の担当と相談してみるのもオススメです。写真の撮り方でお部屋の印象がガラッと変わります。

オーナーが転勤のためにやむを得ず売却するという売却理由は、買い手もお得に感じることも多いので、売却理由も隠さずに書いておくといいでしょう。

折り込みチラシ

新聞や地域情報フリーペーパーに折り込むチラシも効果的です。

折り込みは範囲を細かく指定できるので、どの地域に配布しているか不動産会社に確認してみてください。

中古マンションを買う大半は近くに住んでいる人なので、折り込みやポスティングが有効なのです。

ちなみにこれらのチラシの費用は不動産会社が出してくれるので、お金の心配はありません。最終的に高額な仲介手数料を支払うので遠慮せずに頼みましょう。

不動産会社が定期的に売り物件情報を掲載したチラシを配布していることもあります。意外と毎回チェックしている人がいるので侮れません。

ポスティング

ポスティングでは折り込みで利用したようなチラシを一軒一軒の郵便ポストに入れていきます。

それなりに費用がかかるので、あまり広範囲に行う手ではありません。

近隣に大きめの賃貸マンションがあれば、そのあたりに集中的にアピールするのに効果的です。

中古マンション情報サイトへの掲載

中古マンションを探している人の多くは、インターネットを使って物件を見ています。

SUUMOやホームズ、at home、Yahoo!不動産などの不動産情報サイトには中古マンション専用のコーナーがあります。

不動産会社ごとに利用できる情報サイトが決まっていることもあるので、どのサイトに掲載されているのか、どんな掲載ページになっているのかの2点を担当によく確認しておきましょう。

そこで自分のマンションがどういうポジションになっているかチェックしてみるのもオススメです。

近隣の少し安いマンションの方が魅力的な条件なら、なかなか売れないかもしれません。

またタワーマンションなどで戸数が多い場合は、同じマンションの別の部屋が売り出されているかもしれません。

競合するマンションが売り急いでいて安い価格に設定していることも考えられるので、闇雲に価格を引き下げるのはやめましょう。相手が売れてしまうのを待つ戦略もあります。

遠方からでも緊密に連絡して担当に動いてもらおう

転勤で物理的距離が離れると心理的にも距離ができて、「まあ後回しでいいかな」と真面目な担当でも自然に思ってしまうのが人間の性質としてあります。

広告の修正が遅れたりポスティングの回数が減ったり、転勤で引っ越してしまうと知らず知らずのうちに悪影響が出ている可能性があります。

だからこそ、何らかの理由をつけて頻繁に連絡を入れて、「この売主さんは熱心だな」と思い出してもらいやすくする必要があります。

「最近どんな広告をしてますか?」「インターネットに出ているこのバルコニーの写真をもっと晴れた日のものに変えられませんか?」「他の不動産会社からどれくらい連絡来てますか?」など、なんでもいいので電話やメールで定期的に連絡を続けていくようにしましょう。

任せて安心していると知らないところで大損をしているかもしれません。

編集後記

中古マンションを売るには、いくらで売るか、どういう広告方法を使うかが重要です。

ここにプロの技が詰まっていると言っても過言ではありません。

さらにオーナー目線で「もっと良い点あるよ!」「この写真じゃ魅力半減だよ!」と伝えていくことで広告がより良くなります。

不動産会社の担当には遠慮せずにガンガン相談していきましょう。そのために相性の良い人を選んだのですから。

このように工夫して出した広告を見て「ちょっといいかも」と思った人は次に現地を見に来ます。それが内覧(内見)です。次のページで内覧の準備や注意点を見ていきましょう。

4.内覧ではマイナスを出さずにプラスの好印象を与えることを意識する

4.内覧ではマイナスを出さずにプラスの好印象を与えることを意識する
転勤でのマンション売却では、内覧を不動産会社の担当に任せる部分が多くなります。転勤して引っ越してしまうと内覧のたびに自分が準備することはできないので、担当にどういうことをお願いしておくかが大事です。内覧で大きなマイナスを出さずに、好印象を持ってもらえば購入申込に進んでもらえる可能性が高まります。また買わなかった人に理由を尋ねることも今後の売却活動のために重要です。
タイトルとURLをコピーしました